ゲル太郎ブログ

スキンケアなど感じたことをつらつらと。

『無添加』コスメで肌をぶん殴る前に

流石に殴るは言い過ぎだけど『無添加』はもう死んでいる。

一方で『◯◯無添加』や『◯◯フリー』というコスメがもてはやされている(ように見える)。

  • アルコール
  • パラベン
  • 合成香料
  • 合成着色料
  • シリコン
  • 合成界面活性剤

など◯◯フリーと表記されるものは上げれば色々あるものの、イメージに騙されているのに気づいていない人も多いのではないだろうか。

今では、化粧品のマーケティングは巧妙さを増し、無添加ももはや道具の1つでしかないと思う。

 

無添加コスメはマザコン男性との結婚

無添加コスメと聞くと無意識のうちに安全なイメージが先行してしまうのは上手いプロモーションによるもので、実は◯◯が入っていないよという意味だけしかない。

なので、アルコールフリーだけの化粧品は実は肌の負担になる可能性のある合成着色料をしれっと配合している場合もあるということ。

 

例えるなら、男性が極度のマザコンであることを隠して女性と結婚するようなもの。

ザコンの良い悪いは別として問題が起こる可能性があるという点では共通していると思う。

 

キラキラしている部分だけではいけない就職活動

こういった問題は就職活動とも共通していると思う。

例えば、大きな企業が説明会でキラキラした部分だけ見せて学生を引き寄せるけど、上司に逆らったら会社員として死んでしまうことなどのドロドロした部分は見せない。

多くの場合、キラキラが集客効果をもたらしてくれるから。

 

そして、内定懇親会なるもので、誰かもわからない東大院卒の彼が代表で会の挨拶を務めるところを見て「ああ、そうなのね」と背番号に気づく。

まあ、化粧品の場合は全成分表記があるので、詳しければわかるということだけど、就活の段階で背番号がつくことに気づく人はほぼいないだろうと思う。

 

イメージから誘発される推測ではなく事実を見る

コスメ会社も大手企業も良く見せるという部分では確かに営利企業であるし、マザコン男性は違うけれど、物事を有利に進めたいと考える人もいるかもしれない。

買い手としては情報の非対称性、いわゆる情報格差があると騙されやすくなってしまうので、イメージから誘発される推測ではなく事実で判断しないといけない。

無添加はすでに死んでいるのだ。